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月刊丸/アフロ

単行本

日本とインド

伊藤 融

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2014年、日本はインドとの関係を「特別 戦略的グローバル・パートナーシップ」に格上げした。いまや、日本にとってイ ンドは、豪州とともに唯一の同盟国であ る米国に次ぐ存在として位置づけられている。ところが、両国間の人的交流や経 済関係は日米や日豪のそれには遠く及ばない。モノ、ヒト、カネの流れという点で言えば、中国や韓国、ASEAN諸国間とのそれには遠く及ばず、看板の割には、日印関係は緒に就いたばかりというのが現実だ。

そこで本稿では、まず日印が互いに親近感を抱きながらも、長く疎遠な時代を経験したのちに、近年になって戦略的関係の強化に向かうようになった経緯を概観する。そのうえで、今日の日印関係の現状と課題について論じることとしたい。

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